お久しぶりです。 とるにおです。
前回の「コロナウイルスで製造業に影響は!? 「2」」から5ヶ月立ちました。
自分から見たら、
この間に、目に見えるように仕事の量が減っていきました。
8月のお盆を過ぎたところまでは残業があったんですが、
そこからは2ヶ月も完全定時退社で、今現在も完全定時退社です。
身体と心的にはすごく楽で、健康的に過ごせているんです。
ですが、それはそれなりに仕事があり、多くも少なくもない始業から定時まで仕事ができる量のときだけです。
今は、どこもそうだと思いますが、受注が減りに減って、自分は在庫ばかり作っています。
旋盤以外の持ち場の人は、自分の仕事がなさすぎて他所に手伝いに行っています。
この状況を「仕事がない」というマイナスな側面から、「時間が増える」とプラスに側面で見ることが重要ですよね。
この状況を活かせるか、
いまこそ、普段しないことをして、勉強できたら良いんですよね。
最近は、商社も営業活動が活発らしく、上長のところには工具や刃物の宣伝チラシがしょっちゅう来るらしいです。
普段目にしない工具などもあるかもしれないので、知識を広げるためにも目を通すようにしたいです。
それと、商社を通して工具メーカーの講習があるかもしれないので、これに関しては必ず受講したいんですが、
やはり、従業員の時間を使うので会社が許可するかどうか... わからん。
上長は「声を上げてくれたら、上に通すよ」なんて言ってくれたので、「もし、やれるなら参加でお願いします!」と言ったものの、
なぜか、また「下が声を上げてくれたらええんやけどな」 なんてさっき聞いた返答。
自分はどうしたらいいんだ。
声あげたよね?
押しが弱いのか?
まぁ、人を育てる気がない会社なのは初めからなので慣れましたし、
部下の話を聞く気がないのも慣れました。
講習は、受けれたらラッキー程度に考えます。
会社を通さずに個人で受けれたら最高なんですけどね。
そんな情報どっか無いかな?
そのためなら、有給を使うのはまったく惜しくないですね。
他はどうだろう、
日本はコロナウイルス感染者が他国と比べて少ないからか、
この状況で、売上を伸ばしたところもあり、コロナウイルスは全く関係なく、変わらないところもあります。
もちろん、厳しい会社や倒産してしまった会社もあります。
新型コロナウイルスの影響で、破産などの法的手続きをとって倒産した企業と、事業を停止して法的整理の準備に入った企業は、
ことし2月から今月9日午前10時までの累計で600社になったらしいです。
完全な、まだら模様で、コロナ倒産やコロナ不況などとは無縁な方もいらっしゃるかもしれません。
そんな人は、幸せものです。
中小の製造業は必ず不況の影響を受けます。
そんな、中小の製造業で働いている人たちはコロナでのこの状況を、体で実感しているのではないでしょうか。
あ~好景気にならねぇかな~
今の若い人で好景気を知っている人はいないと思います。
バブルの時に、社会人だった人以外、好景気を実感したことは無いんじゃないかな?
バブル崩壊から30年。
その時に22歳だった、バブル崩壊後の不況の一年生はいまや約52歳。
その間に学生だった人、生まれた人は好景気を知らない。
不況生まれ、不況育ち。
悲しいかな、旋盤のハンドルを握っている時がそんなことを忘れられる。
資本主義の枠内で、完全に飼いならされた若者です。
とにかく、早くコロナ収束しろ。
大不況はやめてくれ~
来年卒業する学生は「就職氷河期世代」の再来だと言われている。
要らん再来だわ。
まぁ、下っ端ですができることは限られていますが、
できることはやっていきましょ。