前回のRyzen3950XとRTX2080tiで組むMini-Itx世界最高級ミニPC!!ではPC構成を紹介しました。
今回は、そのPCの実力(ベンチマーク)を測っていきます。
CINEBENCH R20


スコアは 8744 となりました。
低いな。
Ryzen3950X は9000~10000くらいまで上がるはずなのですが...
原因はきっとマザーボードでしょう。
エコモードを使用しているわけではありません。
CPUのクロックはAuto設定なので、定格で動いていて、このスコアです。
ん~これは、Ryzen3950XとMini-Itxとの相性は悪いということでしょう。
過去に測定した、Ryzen7 3700XとRyzen5 2400G のスコアは別に悪いわけではないので、
CPUで外れを引いたか、マザーボードが原因と推測します。
計測時のCPU温度はこのくらいです。

75℃くらいで止まって、一瞬だけ80℃まで上がってました。
CPUクロックを定格で運用する場合は、ラジエーターのサイズが240mmのCPUクーラーでも問題はありません。
公式が推奨しているのは280mmなので、おすすめはできませんが、240mmなら、ケースサイズの選択肢が増えるので自分なりに組みやすいと思います。
・ちなみに、シネベンチのスコアが低く、なんとなく、CPUクロックをオーバークロックして、4300まであげたら、
測定開始した直後にPCが落ちました。4300はやりすぎですね。
FINAL FANTASY IX ベンチマーク

高品質・1920x1080
スコアは 11480 となりました。
評価は「とても快適」
十分すぎる結果です。
ですが、ファンの音が大きすぎて、「とても快適」とは言えません。
このときの温度は
GPUが

84℃まで上がりました。 熱い!!
でも、このケースの中で、空冷で冷やしている割には冷えている方かも。
CPUの温度は思っていたより上がりませんでした。

70℃くらいで止まりました。
FINAL FANTASY IX ベンチマークはCPUより、GPUの方が重要でしょう。
3DMark
ベンチマークの、ど定番。

スコアは 13504 となりました。

このスコアはどのくらい良いものなのか、わからないのでオンラインで確かめました。
「すべての結果の96%より良い」らしいです。
このスコアの上の「プレミアムゲーミングPC」はRTX2080tiを2枚刺しで、SLI使っていたので、
一枚しか、使っていないPCの中ではなかなか良いスコアなのではないでしょうか。
PCMark
このベンチマークをどのくらいのひとが使っていて、
どのくらいのひとが、気にしているのかはわかりませんが、ついでにやっておきます。

スコアは 6344 でした。
これはいいのか? わからないのでまたしても、オンラインで確認。

「すべての結果の90%以上」 でした。
でも、このPCはハイエンドゲーミングPCのハズですが、そのスコアまで届いていません。
きっと、このベンチマークはCPUが重要なのでしょう。
CPUが悪いのか、マザーボードが悪いのか、普通に使っている分には何一つとして困りませんが、なんだか、気になります。
VRMark
いつになったら来るのか、「VR元年」
VRゲームも十分できる構成なのでついでにします。

スコアは 12084 でした。

「すべての結果の96%より良い」 らしいです。
そんなことより、FPS数です。 これがものすごく高い!!

FPS266.0 はすごい。
VRにおいて、FPS数は重要で、これが低いと酔うんですよ。
PSVRは画質とFPSが低い方で、ゲームよってはすごく酔います。
この、RTX2080tiと なんか、10万くらいのVRを使えばもう現実なんていりません。
今の所、VRに10万円も出す余裕はありませんので、いつか、いつかはやりたいですね。
このPCの性能は十分!
他にも沢山ベンチマークは存在しますが、とりあえずこのへんで。
CPUのスコアが何故か低いこと以外は最高です。
実はベンチマークは一回だけ試して出た数字が絶対ではなく、何回かやって、一番いいスコアが重要です。
毎回スコアがちょっとだけ変化していきます。
そのちょっとを引き上げていくのが面白いんですよね。
まずは、CPUのスコアの低さを解決してから別のベンチマークも試します。
X570マザーボードなので、Gen4のスピードでSSDを使えることも忘れてはなりません。
色々できるPCなのでいろいろやっていきましょう!